ファクタリングを採用する企業が増えている

ファクタリングを採用する企業が増えています。

【ファクタリングとは】
ファクタリングとは、企業の売掛債権(売掛金など)をファクタリング会社に手数料を払って売却することによって、ファクタリング会社が債権回収業務を引き受けて行う取引のことです。

【企業にとってのメリット】
企業にとっては債権の早期売却によって、早期の資金化が可能となりキャッシュフローが改善できます。


取引先にとっても割引が可能になるなど、従来の約束手形を受け取ったときと同様の機能を享受できます。


ファクタリングには手形の発行をしない点で事務効率化にもなり、収入印紙の貼付が不要になるなど多くのメリットがあるため、手形の発行を廃止してファクタリングを採用する企業が増加しています。

取引先が手形の発行に代わりファクタリング払いを導入している場合は、
ファクタリング払いを選択するメリットが大きい場合が多いです。

【ファクタリングを利用する企業が増えている理由】
ファクタリングの取扱規模は、平成8年度は1595億円でしたが、平成11年度には約4500億円となっています。


わずか3年間で2.8倍に急拡大しています。
その背景には、大企業を中心に手形を廃止して事務の効率化を可能にする「一括ファクタリング」へのニーズが高まっていること。


そして、電子商取引の決済システムとしてファクタリングを採用する企業が増加していることがあります。

ファクタリングの機能には、資産の資金化以外に、
ファクタリング会社の信用調査機能と情報提供機能を活用できることも、大きなメリットといえます。
また、ファクタリングの機能のなかで、重要なのが売掛債権の回収が不能になった場合、
ファクタリング会社が回収リスクを負担する(償還請求権なしファクタリング)機能です。

【ファクタリングのデメリット】
ファクタリングには様々なメリットがある半面、デメリットもあります。
まず、債権譲渡にあたっては、相手先(顧客)に譲渡承諾を得なければなりません。
また、債権譲渡特例法の創設でやや改善されたとはいえ、いまだ登記の手続きは煩雑です。


今後は、ネット登録による簡略化を実現させたり、「売掛金担保融資制度」における信用補完を、ファクタリングにも適用するといったインフラの整備が急がれます。